こんにちは、BABYDOT(ベイビードット)編集部のmocoです♪
地球の内部の熱を象徴する溶岩。
その赤く熱を帯びた流れは、人々を魅了すると同時に恐れさせます。
しかし、実際に人が溶岩に接触、あるいはその上に落ちたと仮定したら、どのような反応が体に生じるのでしょうか?
この記事では、その疑問に答えるために、時系列で紹介します!
接触の瞬間
【Leidenfrost効果とは】液体が非常に高温の表面に触れた際に、一瞬にして蒸発する現象をLeidenfrost効果と言います。
人の体が溶岩に触れた瞬間、皮膚の水分が一気に蒸発し、水蒸気の層が形成されます。
これにより、皮膚が直接焼けるのを遅らせる効果が期待されます。
しかし、これは一時的なもので、この水蒸気の層は短時間で消失します。
それに伴い、皮膚は直接溶岩の熱に晒されることとなり、瞬時に火傷を起こします。
数秒後
深刻な火傷を負います。
皮膚の最上層はすぐに焼け、火傷の痛みは急速に広がります。
この段階での火傷は、日常的なやけどとは比較にならないほど深刻です。
深部までの損傷が進行すると、皮下組織や筋肉も影響を受ける可能性が高まります。
10〜20秒後
筋肉の収縮と体液の蒸発が起こります。
火傷の痛みと熱により、筋肉は痙攣を起こすことが考えられます。
さらに、体内の水分は急速に蒸発し始め、皮膚の深部からの体液の喪失が進行します。
溶岩の近くでは、高温と有毒なガスが発生しやすいため、呼吸困難や酸欠状態が引き起こされる可能性があります。
30秒後から1分後
致命的な影響が始まります。
この時点での熱によるダメージは非常に大きく、内臓にも悪影響を及ぼす可能性が高まります。
心臓や肺などの臓器は、熱ストレスにより正常な機能を保てなくなる可能性が考えられます。
1分を超える接触
生存は絶望的となります。
溶岩との長時間の接触は、人の生命にとって非常に危険です。
この段階での救出がなければ、生存は極めて困難とされます。
まとめ
溶岩との接触は、極めて危険であり、短時間であっても深刻な火傷や臓器の損傷が考えられます。
火山活動が活発な地域を訪れる際は、十分な注意を払い、危険な場所に近づかないよう心掛ける必要があります。
安全第一の行動を心がけ、自然の力を尊重しましょう。
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