エコー写真の見方を知ると楽しみ倍増! 

エコー写真の見方を知ると楽しみ倍増!

エコー写真とは、妊婦健診で行われる超音波検査を映し出した写真です。
かたいものに当てると反射する超音波の性質を利用して、赤ちゃんの体の断面を映し出します。
平面画像の2Dエコー写真、立体的な静止画像の3Dエコー写真、3Dエコー写真の動画版4Dエコーと種類があります。

2Dエコーは、一般的な妊婦健診で行われている超音波検査です。「プローブ」という装置から超音波を発信し、身体の器官にあたって跳ね返ってきた超音波を再度プローブで探知して画像化されています。身体の内部を縦と横の2次元でとらえ、断層図として映すことから2Dエコーとよばれます。骨などの硬いものは白く、羊水や血液などの液体は黒く、筋肉や内臓、脂肪はグレーに写ります。妊娠初期では、経腟法で膣に近い部分を観察しますが、妊娠中期以降になると経腹法でおなか全体の観察を行います。
経腹プローブは、おなかの上に超音波を当ててお腹の中を見る器具です。お腹との間に空気があると見えづらくなるので、ゼリーを塗っておなかの皮ふと経腹プローブを密着させます。

3Dエコーは、平面でとらえる2Dエコーに高さを加え、3次元で画像化したものです。3Dエコーは経腹法で行われます。2Dエコーで見たときよりも立体的に表現され、タイミングがあえば赤ちゃんの顔の表情や仕草がわかりやすく見られます。

4Dエコーは、3Dエコーを動画にしたもので、3Dエコー同様経腹法です。赤ちゃんの向きや姿勢によって、あくびや指しゃぶりしている様子が映るかもしれません。4Dエコーを導入している病院は妊娠18週くらいから検査することが可能です。

妊婦健診で一番楽しみなのがエコー写真ではないでしょうか。お腹の中の赤ちゃんの姿や様子が見えるエコー写真は、愛おしく思える大切な宝物です。エコー写真の見方やエコー写真のアルファベットの意味、エコー写真やエコー検査でわかること、大事なエコー写真の保管の仕方などをお伝えしていきます。

エコー写真の見方

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エコー検査のとき、病院の先生は、赤ちゃんの頭の幅や大腿骨(だいたいこつ)の長さを測ったり、お腹を輪切りにしたような画像を見せてくれますが、それは赤ちゃんの推定体重を出しています。
エコー写真には、英語のようなアルファベットがたくさん書かれていますが、その意味を解説します。

  • AGE(またはGA)は、妊娠週数(在胎日数)のことです。週は「w」日数は「d」であらわされます。
  • EDC(またはEDD,DEL)は、分娩予定日です。エコー検査で測定した値をもとに算出されます。
  • FEW(またはEFBW,FW)は、推定体重です。頭の横幅(BPD)、大腿骨の長さ(FL)、腹部の面積(A×T)を測り、計算式に入れて推定体重を出します。
  • +、×は、胎児の体の長さを測定するときの起点と終点のマークです。
  • GSは、胎嚢(胎児が入った袋)の大きさです。
  • CRLは、頭殿長(頭からお尻までの長さ)で、妊娠初期に妊娠週数を予測するために妊娠7~11週頃まで測定されます。
  • BPDは、児頭大横径(赤ちゃんの頭のもっとも長い幅)で、妊娠12週頃からは、CRLに代わり、妊娠週数を算出するデータとされます。
  • APTDは、腹部前後径(お腹から背中側にある脊椎の先端までの長さ)で、お腹の厚みを調べ、推定体重を計算するデータになります。
  • TTDは、腹部横径(お腹の左右の幅)で、APTDに交差しています。APTD同様、推定体重を計算するデータになります。
  • ACは、腹部周囲長(赤ちゃんのお腹周りの長さ)で、APTDとTTDをつないでできた楕円形をしています。
  • HLは、上腕骨長(肩から肘までの骨の長さ)で、骨の発育が正常かどうかを調べます。
  • FTAは、胎児躯幹面積(赤ちゃんのお腹を水平な断面にしたときの面積)です。
  • A×Tは、APTD×TTDで、赤ちゃんの腹部断面積のことです。
  • AFIは、羊水の量で、羊水の量が適切かチェックします。
  • FLは、大腿骨長(太ももの骨の長さ)で、BPDとともに、赤ちゃんの体重や発育状態をチェックする目安となります。
  • CTARは、心胸郭断面積比(胸郭の幅と心臓の幅との割合のこと)で、赤ちゃんに先天的な心疾患がないかどうか確認するものです。
  • SDは、標準偏差、大きさの評価のことです。±1.5までが標準範囲です。
  • MIは、メカニカルインデックスで、超音波の安全性を評価する指数。通常は1未満であることが望ましいです。

謎のアルファベットの意味を知ると、エコー写真を見る楽しみも増しますね。

エコー検査でわかること

エコー検査でわかること

超音波(エコー)検査でわかることは、基本的には、赤ちゃんの数、大きさ、向き、奇形の有無、胎盤の位置、へその緒の位置、羊水の量です。

妊娠以外にも、子宮筋腫やポリープ、卵巣の腫れや嚢腫などがないか、子宮が奇形ではなく正常な形かも見ます。異常があれば、妊娠と並行して治療を開始し、胎児の成長を助けます。

赤ちゃんの大きさは、最終月経の初日を0週0日として仮の出産予定日と妊娠週数を出しますが、妊娠8~11週頃に、赤ちゃんの大きさを正確に計測し、正確な出産予定日を確定します。

通常は胎嚢の数は1つで赤ちゃんがひとりですが、赤ちゃんが2人以上いる多胎妊娠の場合もあります。妊娠4~5週頃のエコー検査で胎嚢がふたつあると二卵性双胎と診断されますが一卵性双胎の場合は胎嚢はひとつです。妊娠6~7週頃のエコー検査で胎芽と心拍が確認できるようになりますが、そのときにそれぞれふたつ確認できれば一卵性双胎です。双子の妊娠が判明した場合は、早期に膜性を判断することが重要になります。多胎妊娠はリスクが高いので、慎重に成長経過を見守ることが必要です。

妊娠10~14週頃の2Dエコーで胎児の後頭部浮腫が見られた場合ダウン症が疑われます。その場合はさらに、母体血清マーカーテストや羊水検査を行って慎重に判断する必要があります。

3Dエコーで唇が裂け、鼻と口がつながって見えた場合は口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)と判断されることがあります。口唇口蓋裂とは、口の形成段階において異常が発生し、唇や口蓋が閉鎖しない状態です。口唇口蓋裂は、適切な治療を受ければ健康な人と同様な社会生活を送ることが可能です。

妊娠初期

妊娠初期

妊娠2ヶ月(4・5・6・7週)

妊娠検査薬で陽性の反応が出ても、異所性妊娠(子宮外妊娠)の場合もあり、超音波検査で子宮内に胎嚢ができているか確認できてはじめて「正常な妊娠」が確定します。
妊娠が分かってすぐの4~7週目のエコー写真では、黒色の影が胎嚢という赤ちゃんの入っている袋で、その中に赤ちゃんがいます。胎嚢の中の赤ちゃんは二頭身で「胎芽」と呼ばれており、妊娠5~6週に心拍確認を行います。心拍があれば流産の可能性がグンと低くなります。

妊娠3ヶ月(8・9・10・11週)

黒い袋の胎嚢の中に赤ちゃんの姿が見えるようになります。この頃の赤ちゃんは頭殿長が3~4㎝くらいで「胎芽」から「胎児」と呼ばれるようになります。10週以降の超音波検査では、手足の運動を確認できるようになります。

妊娠4ヶ月(12・13・14・15週)

12週以降は、経腹プローブを使い、お腹の上から赤ちゃんや子宮内部をチェックします。
この時期の赤ちゃんは、身長が伸び、頭、胴、足がはっきり分かれて、徐々に人間らしい体型に変わり、内蔵の形成はほぼ完成します。小さな手足を合わせるようなしぐさや足を動かしている姿がエコーで見える場合もあります。

妊娠中期

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妊娠5ヶ月(16・17・18・19週)

この時期くらいから性別がわかることがあります。妊娠5ヶ月になると胆嚢よりも赤ちゃんの方がエコー写真でおおきく映るようになってきます。だんだんと身長が大きくなり、皮下脂肪がついて少しふっくらした体つきになり、エコー写真は、全身像が入りきらなくなってきます。赤ちゃんは複雑な指の動きもできるようになり、エコー写真ではピースしているように見えることも。また、胎盤の位置や子宮口の様子などの母体に異常がないかも確認します。

妊娠6ヶ月(20・21・22・23週)

顔と体のバランスが新生児と同じくらいになります。頭蓋骨や脊髄、肋骨などの骨がかたくなり骨格がしっかりしてきます。エコー写真でも赤ちゃんの背骨がはっきり見えるようになります。外性器の形も完成し、性別が分かる時期です。脳や体の器官がきちんと形成されているかも先生は診ています。
妊娠6ヶ月ごろから立体的な3Dや4Dエコーを受けることができる医療機関が多くなります。

妊娠7ヶ月(24・25・26・27週)

赤ちゃんの大脳が発達して、自分の意志でからだの向きを変えて動きまわれる時期です。嗅覚や味覚やの発達やまぶたができてまばたきもできるようになります。鼻の穴ができて目鼻立ちが分かりやすくなり、3dエコー写真ではなんとなく顔の雰囲気がわかります。羊水量や胎盤の状態もチェックします。

妊娠後期

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妊娠8ヶ月(28・29・30・31週)

赤ちゃんはどんどん大きくなり、子宮が狭く足を曲げて丸まった姿勢でいることが多いです。体の器官はほぼ完成していき、目の網膜が完成することで明るさを感じることができるようになります。

妊娠9ヶ月(32・33・34・35週)

妊娠9ヶ月になると羊水量が減り、子宮内で赤ちゃんの動けるスペースが狭くなり、胎動も少し減ってくる頃です。皮下脂肪が増え、見た目は新生児と変わらない体型に近づきます。34週頃には肺が完成し、ほとんどの赤ちゃんは頭を下に向けた位置になりお産の準備に入ります。赤ちゃんが逆子の場合、向きを治す体操をすすめられることもあります。胎盤の位置によっては帝王切開になる場合もあります。

妊娠10ヶ月(36・37・38・39週)

体の各機能が完成し、呼吸や体温調整ができるからだになり、いつ生まれてきてもおかしくない状態です。この頃は、エコー写真に写るのは体の一部だけです。通常の赤ちゃんの成長を確認するとともに、帝王切開になる可能性はないか、赤ちゃんの下がり具合や子宮の収縮などのお産の進み方をエコーで推測します。

胎児の性別の見分け方は?

胎児の性別の見分け方

赤ちゃんの性は、受精の瞬間に性染色体の組み合わせによって決定します。女性、男性の生殖器が作られ始めるのは妊娠7~8週頃からです。
妊娠12週頃になると、男性の生殖器を形成するためのホルモンの分泌が盛んになり、外性器が形成されます。
妊娠16週(妊娠5ヶ月)くらいになると、身体の細部も完成し、超音波検査をするときに赤ちゃんがタイミングよくしっかり足を広げていると、性別が分かることがあります。
股の間に小さなピーナツのような突起物の確認ができると男の子かなと言われるでしょう。
女の子の場合は、エコー写真では股の部分にコーヒー豆や葉っぱのような割れ目が見えることがあります。赤ちゃんの子宮が黒い点のようにみえるかもしれません。

ただし、胎児が足を閉じていたり、へその緒が映りこんでよく見えないこともあるため、判断が難しい場合があります。エコー検査は羊水量に影響を受けるため、羊水量が少ないと画像が鮮明に映りません。
3Dエコーや4Dエコーが最近は普及し、赤ちゃんの様子をより鮮明にとらえることができましたが、まれに生まれたら性別が違ったということもあるようです。
性別がはっきりしない場合は、別の性の可能性も想定しておくといいでしょう。
また、性別は生まれてくるまでのお楽しみで知りたくないという場合は、エコーに写ると先生が性別を言ってしまうかもしれないので、事前に伝えておきましょう。

エコー写真の保存の仕方

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検診の際に病院でもらうエコー写真の保存には、注意が必要です。エコー写真に使われている紙の素材は、感熱紙の場合が多く、 日が経つとだんだん薄くなり2~4年で消えていってしまうのです。
ポケットアルバムにそのまま保存したり、まとめてファイルに入れていては、 何年か後に見た時、大切な写真が全部消えている可能性があります。
感熱紙は、熱を感知することで色が変化する紙なので、ラミネート加工もラミネートフィルムに写真を挟んで熱であたためるのでNGです。さらに感熱紙は強くこするとかすれるので、ポケットアルバムに挟んで何度も出し入れしていると、かすれて見えにくくなってくることもあります。

ママのお腹の中にいた貴重な成長記録のかわいいエコー写真をいつまでも長持ちさせるように残すためには、きちんとした写真やデータにする必要があります。
データにするにはどうしてるのかというと、エコー写真をお店に持っていって画像データにしてもらったり、自宅のスキャナーで画像をスキャンしてパソコンに取り込んだり、コンビニのマルチコピー機は高画質で保存ができます。コンビニにあるマルチコピー機では、スキャン1枚あたり30円でデータをUSBメモリに保存して持ち帰りできます。

エコー写真は反射しやすいので、デジカメやスマホのカメラで撮影すると光ってしまいます。無料の写真スキャンアプリを使って、データを保存すると収納場所も取らずに写真を整理できます。エコー写真を保存するアプリは、妊娠中の体調管理や記録共有に役立つアプリ「トツキトオカ」や、ママのシルエットにエコー写真をはめ込む「エコーフレーム」、家族で写真や動画を共有しやすい家族のアルバムアプリ「wellnote(ウェルノート)」が人気があります。

www.totsukitoka-apps.com

アプリダウンロードで無料プレゼントもありますよ!www.baby-babys.com

妊娠したらエコーフレーム

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  • Karadanote Inc.
  • ヘルスケア/フィットネス
  • 無料

apps.apple.com

wellnote.jp

保存したエコー写真のデータを使って、フォトブックや、スクラップブッキングでアルバムをつくって保管することをおすすめします。
カメラのキタムラの「おなかのフォトブック」は、フォトブックとフォトブックにした写真のデータをCDにして残すことができて人気があります。
お店にエコー写真を持っていくだけで高品質なエコーアルバムがつくれます。エコー写真以外にも、命名紙や出産届やマタニティフォトや生まれたときの写真なども一緒にフォトアルバムに入れることができます。生まれた日や身長体重を手書きできるページ付きです。22ページで3,000円(税別)、サイズは150×150㎜、仕上がりは約1週間です。

photobook.kitamura.jp

オリジナルでデザインしたい方は、スマホのアプリから手軽におしゃれなフォトアルバムが直接作成できます。画質、製本、デザインや機能、値段を比較して選んでみるのもいいと思います。

「nohana」は毎月1冊無料で送料275円(2019年10月1日より)のみとスマホから作れるフォトブックとしては一番安く作れるので試してみるのもいいと思います。写真印刷は20ページで、サイズは140×140㎜、仕上がりは約2週間です。

nohana.jp

エコー写真を写真プリントして、アルバムやスクラップブッキングを作るのもおすすめです。
作り方は、テーマを決めてデザインをイメージし、アルバムの種類を決め、素材を集めます。ページのレイアウトを決めて写真を張り付け、シールやマスキングテープを使ってデコレーションをしてメッセージを書き込みます。
最近スクラップブッキングも流行っているので、100均でもアルバム作りに使えるかわいい素材の折り紙や付箋やシールやステンシルシートがそろっています。自由にカスタマイズできるのは手作りのいいところですね。

こどもちゃれんじでは超音波写真アルバム無料プレゼントも!

www.baby-babys.com

無印良品の「画用紙絵本ノート」は、真っ白なハードカバーの表紙で、イラストを描いたり写真を貼ってコメントを書いたり、自由に使える絵本サイズのノートで人気です。自分でアルバム台紙を選んだり、コメントを書き込んだり、シールを貼ったりして作ることで、思い入れのある1冊になりそうですね。

www.muji.net

手作りやイラストが苦手なママには、楽天などで「エコーアルバム」や「マタニティアルバム」といったタイトルのアニバーサリーアルバムも販売されています。写真をはめこんでセットしたり、コメントや日付を書き込めたり、絵本仕立てになっており、かわいく保存できます。
はらぺこあおむしの世界観がアルバムになった「アルバムブックたんじょうものがたりwithはらぺこあおむし」や、お腹の赤ちゃんがママに話しかけるストーリーになっている「10ツキ10カものがたり」が人気です。

books.rakuten.co.jp

まとめ

まとめ

妊娠が分かった頃から、出産直前までの経過がわかるエコー写真は、お腹の中の小さな赤ちゃんの成長の様子が目に見えて、幸せな気持ちでいっぱいになりますね。エコー写真をもらった時には、そのときの気持ちや様子を是非書き留めておきましょう。
2Dエコー写真はほとんどの病院が無料ですが、3Dや4Dだと別料金だったり、産婦人科によって2Dエコーしかないところもあります。エコー検査の種類や値段については産婦人科選びの際に確認してみるといいと思います。

エコー写真は、健診の時にもらったまま、母子手帳ケースに入れっぱなしということがないように、キレイに長く保存できる方法でアプリやアルバムなどを利用して「お腹の中の思い出」を大切に保管したいですね。エコー写真のアルバムは、お子さまが大きくなったら、読み聞かせの絵本のように、お腹の中での様子を一緒に振り返って見れる世界に1冊しかない特別な素敵なプレゼントになると思います。ママとパパの一生の宝物にもなるはずですので、ぜひ大切な思い出を保管してくださいね。

ベイビーーズ

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