母子手帳について解説!役割やもらい方、こんなときどうする?母子手帳ケースやアプリもご紹介 

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母子手帳の役割

 

「母子手帳」と呼ばれていますが、正式には、「母子健康手帳」といいます。
母子健康法に基づき、妊娠した妊婦さんに市区町村ごとに交付される手帳です。

母子手帳には、妊娠中の健康状態や妊娠の経過や出産後の赤ちゃんの身長や体重などの発育や発達など成長の記録を残すことができます。
出産後も赤ちゃんが小学校に入学する6歳まで、予防接種や歯科検診の結果や病歴を書き留めておくことができるので、妊娠中から出産後も大切に記録し保管する必要のある手帳です。自治体によっては「親子健康手帳」という名称のところもあります。
乳幼児身体発育曲線や、健康な便の色を見分ける表など、育児に役立つ重要な内容も掲載されています。

母子手帳の発祥はドイツで病院に取り入れられていた「Mutterpass(ドイツ語で母子手帳)」による妊産婦登録制度だそうです。1942年厚生省の瀬木三郎がドイツに視察に訪れた際に感銘を受け、日本用に改善を加えたものを導入しました。第二次世界大戦中の日本は、妊婦の死亡率が現在の65倍も高く、その一因の妊娠中毒症や早産の予防や早期発見のため妊娠~出産までの項目の「妊産婦手帳」がうまれました。戦後、栄養失調や感染症被害が深刻だったため、妊娠~小児まで拡大した「母子手帳」が生まれ、ママとこどもの健康管理の一環で作られました。当時は、母子手帳を持っていることでミルクなど配給品を優先的にもらうことができたそうですが、現在でも母子手帳を持っていると自治体の子育て支援サービスなどが受けることができます。

役割とメリット

役割とメリット

母子手帳には、ママの妊娠中の体重や血圧の数値、出産の状態、新生児・乳児・幼児と子どもの各ステージの成長の状態を記録していきます。
ママや赤ちゃんの様子をしっかり記録することで、成長の変化を確認し、予防接種や病歴を忘れないようにすることができます。
別の病院を受診しても、記録を参照して、正しい処置が受けられるようにするのが母子手帳の役割です。
妊娠中や出産後のアドバイスも書かれているので、ママ自身で子どもの健康管理を行うためのサポートの役割もあります。

また、母子手帳をもらうときに、「妊婦健康診査受診票」も一緒に交付されます。これは病院で妊婦健診を受けるときに公費補助が受けられるものとなります。妊婦さんは最低14回の妊婦検診が必要で、その検診料のほとんどを妊娠健康診査受診票でまかなうことができます。受診票の補助金額は自治体によって異なります。

母子手帳と一緒に、マタニティーマーク、妊娠・出産について学ぶための母親学級の案内や母子手帳の副読本や育児ガイドブック、パパへの父子手帳を無料で交付している自治体もあるようです。

母子手帳を持っていると、自治体でのサービスが受けられたり、マタニティグッズやベビーグッズを購入する際に割引やプレゼントがあるお店もあります。
様々な場所でマタニティサービスが受けられることもありますので、母子手帳はいろいろなメリットがあります。

海外には日本のように母子の健康記録を1冊に残せる手帳のようなものが数少なく、日本生まれの母子手帳はアフリカやアジアなどの発展途上国で注目され、いまや世界30カ国以上にその国に合うようにアレンジして導入されています。

母子手帳のもらい方

母子手帳のもらい方

母子手帳は、妊娠検査薬で陽性反応が出てもすぐにはもらえません。母子手帳をもらう時期は、「妊娠何週目から交付」という風には決まってはいません。
いつから母子手帳はもらえるかというと、病院で妊娠検査を行い、超音波検査で胎児の心拍が確認できる妊娠6週から10週の出産予定日がわかる頃から医師から母子手帳をもらいに行くよう案内されることが多いようです。医師から妊娠届書が出される場合もあります。

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母子手帳を交付している場所は、各市区町村の役所か保健センターの窓口です。
医師から母子手帳をもらうように案内があれば、住民登録をしている住んでいる市役所の窓口にいきましょう。
何課でもらうことができるのかや交付受付時間や休日は自治体によって異なります。

母子手帳を受け取るときに必要なもの
・妊娠届出書(病院でもらえる場合と区役所などでその場で記入する場合があるようです)
・マイナンバーカードまたは個人番号通知カード
・身分証明書(本人確認書類)
・印鑑(なくてもいい自治体もあります)

母子手帳のもらい方や必要書類は、地方自治体によって様々です。手続きに行く前に、事前に自治体のホームページなどで確認しておきましょう。

また、母子手帳をもらう時期はつわりが辛い妊娠初期です。個人差もありますが体調が悪く本人が出向けない場合は、代理人が母子手帳の申請をすることも可能です。代理人が申請するときは、委任状や代理人の運転免許証などの本人確認ができるもの等必要な書類が加わることもあり、こちらも地方自治体によって異なりますので、窓口に問い合わせておきましょう。

役所や保健所の混み具合によって手続きにかかる時間は変わってくると思いますが、待ち時間や交付後の母子手帳の説明の時間なども含め、30分から1時間くらいかかることが多いようです。時間がかかるかもしれないので余裕をもっていく方がいいでしょう。

 デザインは様々

デザインは様々

母子手帳は、自治体によってデザインが異なります。
表紙がディズニーのミッキーマウスやクマのプーさんやミッフィーなどかわいいデザインもあり、毎年デザインや色が変わる自治体もあるようです。サイズも統一されておらず、SサイズからLサイズまでバラバラです。デザインやサイズは各自治体によって異なりますが、健診結果の記入欄などは全国共通となっています。

Sサイズは、14.8×10.5cm、Mサイズは、18.2 ×12.8cm、Lサイズは、21 ×14.8cmです。

母子手帳カバーやケースを購入する際は、事前に自分がもらえる母子手帳のサイズを確認しておきましょう。

母子手帳ケースは、必ず必要というわけではありませんが、ケースがあったほうが、母子手帳以外の大切な書類をひとまとめにできたり、出産後も長く大切に保管する上で役立つので用意する方が多いです。
母子手帳のデザインは自治体によって決められているので選べませんが、ケースはお気に入りのキャラクターや柄を選ぶことができます。

Amazonの母子手帳ケースの人気ランキングでは、柔らかい優しい色合いのgelato pique(ジェラートピケ)や、カラフルでかわいいディズニーなどの人気キャラクターのクーザや、アニマル柄がかわいいKNICKKNACK(ニックナック)のブランドが上位です。

www.amazon.co.jpベルメゾンでも、ディズニーの人気キャラクターやリラックマなど多くの柄の母子手帳ケースを取り扱っています。

www.bellemaison.jp無印良品には黒とネイビーのシンプルな母子手帳ケースがあります。シンプルな無地が好きなママに人気です。

www.muji.netママさんタレント愛用の母子手帳ケースは、個性的でカラフルなfafa(フェフェ)やシンプルなPOLORALPHLAUREN(ポロラルフローレン)やたくさんの柄があるCath Kidson(キャスキッドソン)も人気のようです。

母子手帳ケースには、形のタイプがいくつかあります。
出産後は、赤ちゃんを抱っこしながら診察券を出す場面もでてくるので、片手で開けれるかも選ぶポイントになってきます。
ジャバラタイプはたくさん入り、片手で開けれて取り出しやすく人気です。
ジャバラタイプは収納力がいいので、兄弟2~3人分を1冊のケースに入れる方もいるようです。兄弟ごとにそれぞれ母子手帳ケースを分けている方もいます。
ブックタイプの見開きタイプもよく見かけます。
物の場所や有無が一目でわかり、急いでいるときにすぐに取り出せるのが便利です。ジャバラタイプに比べてコンパクトに収納できバッグの中でかさばらないのですが、片手で開けることは難しいものが多いです。
ほかにもがま口タイプもあります。がま口タイプも片手で開けれて、中身が見え取り出しやすいです。
母子手帳ケースに付属ポーチがついていると必要な分だけを持ち歩くこともできます。カードポケットはいろいろな病院の診察券を入れておけるのでたくさんある方が人気があります。

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母子手帳ケースには、妊娠中は、母子手帳以外に、ママの保険証、産婦人科の診察券、妊婦健診の補助券を入れます。安産祈願のお守りや病院でもらった赤ちゃんのエコー写真のアルバムや病院の領収証やペンを入れている方もいます。
出産後は、母子手帳、赤ちゃんの保険証、乳児医療証、診察券(小児科、皮膚科、耳鼻科など)、お薬手帳、予防接種受診票、地域の子育てマップなどを入れておきます。
1冊の母子手帳ケースには、けっこうな量のものを入れるので収納力も重要ですね。

母子手帳ケースにショルダーストラップがつけられ、ショルダーバッグとして使い方を変えられるものも人気があります。赤ちゃんを抱っこして病院に行くときなどにすぐに取り出しやすく便利でおすすめです。

母子手帳の表紙をオリジナルデザインやインターネットのテンプレートで無料ダウンロードして印刷し、母子手帳と透明カバーの間に挟んでカバーを手作りする人も増えているようです。透明カバーのない場合でも、100均で簡単に購入できます。
ハンドメイドが得意な方は、母子手帳ケースも、自分好みの大きさで、ポケットやジャバラを増やしたりデザインして、手作りすることも人気のようです。

母子手帳ケースを選ぶときのポイントは、
好みのデザイン、機能性、素材、ポケットなどの収納力、サイズです。
見た目だけでなく、使いやすさの工夫があるものが人気です。

母子手帳はずっと使うものだからカバーを掛けたりケースに入れて愛着をもって大切に使いたいですね。

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こんなときどうする?

こんなときどうする?

引っ越しの場合

母子手帳を発行してから出産までの間や出産後に引っ越しをする場合、母子手帳を変更する必要はありません。
母子手帳は、妊娠時の経過や生まれる前からの赤ちゃんの成長記録や予防接種受診の有無など大事な内容が記載されています。
母子手帳の表紙やデザインや大きさは市町村によって異なりますが、内容は全国共通なのでそのまま使えます。
しかし、同時に交付された「妊娠健康検査費用補助券」は、交付された自治体でしか使用できない場合がほとんどなので、住民票を移した日以降は使うことはできません。引っ越し先の市区町村の窓口で母子健康手帳変更届出書といった書類の提出や妊婦健康診査受診票の申請、手続きを行います。
母子手帳と一緒に旧住所の残りの補助券と印鑑を持参し、新しい未使用分の補助券を発行してもらいましょう。

里帰り出産の場合

「妊娠健康検査費用補助券」は住民票の市町村で発行されているため、里帰りした場所では使えず、検診費用が全額自己負担となることが多いです。使用しなかった分の妊娠検査補助券は一部払い戻しができるようになっているので、里帰り出産で検査を受けたときは医療機関の領収書を必ず保険しておきましょう。
妊婦健診補助券の払い戻し手続きに必要なものは、母子健康手帳、妊婦健康検査費用補助券の残り、印鑑、妊婦健診を受診した領収書、振込先口座通帳です。
自治体によって、必要な書類、申請期日(出産日から6ヶ月~1年)が異なりますので、ホームページや窓口で確認しましょう。

紛失した場合

母子手帳を紛失してしまった場合、交付してもらった自治体窓口で、母子健康手帳再交付申請書に必要事項を記入して申請すれば再発行してもらえます。ほとんどの自治体で再発行は無料です。
再発行した母子手帳は、まっさらなものです。紛失してしまった時期にもよりますが、母子手帳に記載されていた内容を産婦人科や小児科で再記入できる場合もありますが、基本的にカルテの保存は5年です。再記入に応じてくれるかどうか料金がかかるかどうか、かかりつけの産婦人科や小児科に問い合わせてみましょう。

交付後の死産・流産

母子手帳交付後に流産や死産をした場合は、母子手帳にその旨が記されます。妊娠4カ月以降の流産や中絶や死産の場合、役所に「死産届」を提出しなければいけません。
母子手帳の返却は必要ありません。保管しておいてもいいですし、見るのが辛ければ処分することも自由です。

父親と結婚相手が異なる場合

日本では、法律上、婚姻成立200日経過後、または離婚後300日以内に生まれた子どもは、原則として夫が戸籍上の父親になります。これを「嫡出推定」とよびます。
結婚相手と子どもの父親が異なり、かつ嫡出推定が及ぶ時期に子供が生まれる場合。夫(元夫)が「自分の子どもではない」という嫡出否認の手続き、または長期にわたる別居期間であったなど、事実上の婚姻実態のなさという条件・手続きを踏まえ、最終的に家庭裁判所の判断に任せることになります。判断が下りれば、夫を父をしない戸籍作成が可能となります。

未婚の場合

母子手帳を交付されるとき、その場で保護者の氏名を書くことがありますが、担当者に事情を説明し、シングルマザーの場合空欄のままにします。
近いうちに結婚して苗字が変わる予定の場合は、鉛筆書きでいいか担当者に確認してみましょう。

外国語の母子手帳がほしい場合

日本語と外国語が併記された母子手帳は有料で入手可能です。英語、ハングル語、中国語、タイ語、インドネシア語、タガログ語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語の9カ国語があります。

www.mcfh.co.jp

多胎児妊娠の場合

胎児の人数分の母子手帳の交付が必要となります。双子の場合2冊です。

未成年の場合

ママが未成年の場合でも、親の同行や親のサインは必要ありません。

母子手帳のアプリ

母子手帳のアプリ

最近では、「母子手帳アプリ」が話題で人気になっています。紙の母子手帳の代わりになるアプリではなく、母子手帳と併用して利用するサービスです。

「母子健康手帳アプリ」

母子健康手帳と一緒に使えるアプリで、妊娠中の「妊婦健診」や出産後の「健康診査」「予防接種の記録」など母子健康手帳の記録をクラウドに管理しデジタル化することで、成長の過程をグラフ化して確認できます。
妊婦さん、ママパパがお子さまの成長に関する「日々の気づき」を日記(ブログ)形式で簡単につづれます。
お子さまの成長に合わせて、必要な情報が自治体や病院から届きます。配信される情報は、医師や専門家が監修しているので信頼でき安心できます。
お子さまの成長に関するコラムをこまめに配信。
お子さまの「できた」を写真とコメントで記録することができます。
専門家が監修した妊娠期や育児期によくある質問を配信。
管理栄養士の考える「妊娠期に必要な栄養素を多く含んだレシピ」を配信。
妊娠期や育児期向けの便利なグッズやサービスについての情報を配信。

www.boshi-techo.com

母子手帳アプリ「母子モ」

予防接種の事前お知らせ、スケジュール管理、忘れ防止アラート機能で、面倒な予防接種の調整をサポートします。
定期健診の成長記録の数値も自動でグラフ化してくれて確認できます。
お住いの地域の育児情報や、育児に必要な手続き・施設・イベント情報を配信します。
毎日何かの「はじめて記念日」お子さまの成長に合わせた記録項目に、写真と一緒に思い出を残せます。
離れた家族も育児に寄り添うファミリー共有機能で情報を共有でき家族みんなで成長を見守ることができます。
妊婦健診記録、体重管理グラフで、出産前や第二子以降の妊娠管理用機能も充実しています。

www.mchh.jp

「ルナルナ ベビー」

出産予定日を登録すると妊娠週数が自動表示、赤ちゃんがうまれた後は、月年齢が表示
妊娠中は、毎日赤ちゃん(胎児)の様子をお知らせします。
妊娠週に応じたママのカラダとココロの状態をお知らせします。先読みができるので、今後の変化もわかって便利です。
ルナルナに登録しているママ限定の悩み相談機能。
妊娠中から育児中まで使える母子記録機能(母子モの母子手帳機能を利用しています)
妊娠月にあわせて妊娠中のやるべきことがママの体験談とともにわかるToDoリスト。

日記や手帳を付けるよりスマホで記録していくほうが、いつでも手軽に見れて便利ですね。母子健康手帳を万が一無くした場合には、写しがアプリにあれば安心です。
住んでいる自治体によって、アプリを導入しているか異なりますので、必ずご確認ください。

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まとめ

まとめ

母子手帳は、妊娠検診の結果からお腹の赤ちゃんの様子、出産後も子どもの成長を記録していくとても重要な手帳、持ち歩けるカルテですね。
特にお母さんにとって、母親としての自覚をもたらして、子供の成長記録が残る世界に1冊だけの大切な手帳です。ママやパパが書きこみ可能なコメント欄には、わが子の成長の様子を記録してあげましょう。
妊娠中は、外出先で体調不良が起こったり、急遽受診することもあるかもしれません。外出時には母子手帳を常にバックに入れて携帯しておきましょう。
母子手帳ケースには、いつも受診に必要なものを収納しておいて、この1冊があれば大丈夫という状態にしておけば、急に旦那さんに子供を病院に連れて行ってもらうときなどに役立ちます。
母子手帳の人気アプリも併用して、必要な情報を配信してもらったり、赤ちゃんの様子を家族と共有するのもいいですね。
母子手帳を賢く使ってもっと便利に、子育てにたくさん活用して、子どもの未来のためにも長く大切に保管してあげましょう。

ベイビーーズ

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